セルビデオはAVブームの旗手となったと同時に、価格崩壊を生みました。

セルビデオ価格崩壊の代償

 

セルビデオ価格崩壊の影響を受けるAV女優

 

セルビデオとは販売を目的に録画して作られたVHS、DVD、ブルーレイの総称です。
アダルトビデオ(AV)においては、レンタル版とセル版の2種類があり、レンタル版はセル版から一部シーンをカットした簡略した内容になっていることが多いです。

 

かつてのセルビデオは1本1万円することも珍しくなかったですが、2000年代にソフトオンデマンドがセルビデオの低価格化を打ち出すと、他のAVレーベルも追従し、セルビデオの価格崩壊が起こります。
アダルトビデオを手頃な価格で買えるようになり、さらにVHSからDVD・ブルーレイのディスク化によってセルビデオを保管するスペースが縮小されたことで、一時はセルビデオ販売店が増加する効果を生み出しました。

 

しかし、当時の価格崩壊の代償が現代になって顕著に出てきて、新人デビュー作やリアルさのある素人作品が減少する事態になりました。

 

 

価格崩壊で最初に被害を受けたのはAV女優

 

セルビデオが値下げをした当初は市場全体で売上と販売本数が増加しましたが、販売店の手数料や売れなかった時の赤字リスクが拡大するため、制作会社はコストカットを求められることになります。
ここで矛先が向いたのがAV女優へのギャラです。インターネットによる広告効果で元アイドルなど超有名女優が高報酬でAVデビューする事例は増えたものの、一般的な素人系や3流レーベルによる注目度が低いデビュー作品が減少します。

 

さらに、アダルトビデオの数が増えたことで容姿に魅力がある一部の人しか単体女優として活躍するのが難しくなり、ギャラの安い企画女優の需要が増加します。

 

そこでAV制作会社は、アイドルやグラビアの撮影と称して人を集めて、強引にAV出演をさせる強要問題が発生しました。
一時はAV出演者の増加によって女優全体のレベルが底上げされましたが、次第に出演強要が社会問題になって逮捕事例も出たことから、悪質な出演強要が少なくなっていきました。

 

その結果、現代のセルビデオは新人デビュー作品や素人系作品が減少し、特定のトップ女優への依存度が高まっています。

 

 

現代のAVはヤリマンばかり?

 

セルビデオの価格崩壊によってギャラの低価格化が起こり、出演強要という荒技が通じなくなった昨今では、安いギャラでAVに出演する人の多くはヤリマンやスケベな女性です。
アイドル顔負けの超美人女優は一定割合を確保しているものの、素人系作品全般の質やウブな美少女のAVデビュー作品が少なくなっています。

 

初々しい感じや恥じらいの表情を見れることは少なく、元アイドルなど一部のAV女優を除いて、かなりのヤリマンか風俗店勤務経験者のAV女優が増えました。

 

スケベ全開な女の子のセックスを見るのが好きな人は満足できますが、女優が淫乱になる作品ばかり見ているとマンネリ化しやすく、一部ではAVの見過ぎで性への興味と執着心を失って草食系男子になる若者も現れています。

 

簡単にまとめると、セルビデオの価格崩壊はAV女優全体の質が下がり、新人デビュー・素人系の作品数減少などの代償を生み出しました。

 

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