ソフトオンデマンドの企画力がアダルトビデオの黄金期を作りました。

黄金期を支えたメーカー①「ソフトオンデマンド」

ソフト・オン・デマンドのロゴ

アダルトビデオ業界の黄金期を支えた存在が「ソフトオンデマンド(SOD)」です。現在もSODクリエイトはトップレーベルとして君臨しているため、ご存じの方も多いでしょう。
ソフトオンデマンドは高橋がなり氏が1995年に創業し、2006年3月期には売上100億円を記録しました。
なぜ、ソフトオンデマンドはAVメーカーとして過去に類を見ない成功を遂げたのか?その要因を徹底解説いたします。

 

企画のデマンド

ソフトオンデマンドが一世風靡した要因は、これまでの常識を覆す斬新な企画を次々と打ち立てたことです。
SODの人気企画をご覧ください。

 

  • 全裸シリーズ
  • マジックミラー号
  • SOD女性社員シリーズ
  • 手コキ特化系
  • タオル一枚!男湯入ってみませんか?
  • SODファン大感謝祭
  • 中出し20連発
  • 時間が止まるシリーズ

 

男性であれば知っている作品が複数あるのではないでしょうか?
特に大きな功績を残したのが全裸シリーズマジックミラー号です。
当時は他のレーベルから売れるハズはないと見向きもされず、人件費や設備費で多額なコストのかかる企画AVを作るのはリスキーだと言われていました。

 

企画力のルーツ

創業者の高橋がなり氏は、もともとテレビ番組の制作会社に勤務し、テリー伊藤の弟子として下積みを積んできたキャリアを持ちます。
ソフトオンデマンドを創業する前はテリー伊藤からの出資でゴルフショップ・Tシャツショップを開業するも、失敗して多額の借金を抱えます。

 

それでも高橋氏を見捨てなかったテリー伊藤は、借金を肩代わりして「このお金でもう一度やってみろ」と言い、3度目のビジネス展開で生まれたのがソフトオンデマンドです。
テリー伊藤を中心に出資元があり、失敗を恐れないスタイルが常識を覆す企画を生み出したのでしょう。

 

現在のSOD

資料の上に立つビジネスマンの人形

2018年3月期の売上は129億円で会社としては着実に成長を続けています。
しかし、売上が増加したのはアダルトビデオの制作だけではなく、アダルトグッズをはじめ事業を多角化させたことが要因。
主力であったアダルトビデオ制作事業の売上は減少傾向です。

 

現在も看板企画は一定の需要を確保しているものの、企画作品は飽きられてしまう特性を持っています。
また、業界全体の衰退によって全裸シリーズをはじめ、従来に比べて予算をかけた企画を作れなくなっているのが現状です。

 

創業者の高橋がなり氏は2015年に退陣し、インタビューで「AV業界に未来はない」と発言しています。
コンプライアンスの強化が行われた背景もあり、今の状況で新しい企画作品を生み出すには限界があり、成長路線に戻るには業界に衝撃を与えるようなキッカケが必要です。

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